プロフィール
長岡 秀貴
長岡 秀貴
NPO法人 侍学園 スクオーラ・今人 理事長。
侍学園(通称サムガク)とは、長野県上田市にある若者の自立を支援している日本一小さな学校。
若年者の自立と就労を支援する民間の教育施設として、生活改善やコミュニケーション能力の醸成等を通して、社会での生き辛さに悩む若者が自分らしく充実した人生を送れるように後押ししている。
http://www.samugaku.com/
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13回目の巣立ち

2017年02月18日

 長岡 秀貴 at 13:08 | Comments(0)

人の心が移り変わるのは
季節の移り変わりを
受け入れるのと同じである。

お久しぶりです。

不肖長岡です。


★★★



ここを閉じようと思うんですが
毎日
訪れてくれている方々が
かなりいるので
ちゃんとしなければと思いながらも

何かを書いて
誰かに開くことに
かなり抵抗がありまして。

精神的な引きこもり状態

とてもいいましょうか。

ブログはもう
黒電話的存在になりつつあって
SNSの台頭によって

人の心の内が
そこここに散乱するようになりました。

メリットもあれば
デメリットもある。

科学の進歩は
社会の形も変えるし

人間の心も
同時に
人間の人生をも変えてしまいます。

心に直結する仕事をしている身とすると
ここ数年で

日本人の心は傷つきやすくなったのかなと。

弱くなったのではなく
傷つく環境が増えたってことだと思います。


知らなくてもいいことも
知ってしまうようになったし

直接は言いづらいことも
匿名や
間接的な方法を使って
ブシバシ垂れ流せるようになってますから。

リテラシーどころの話じゃない。

正直。
そういうの物凄く苦手でして。

どんな条件出されても
web上で

「長岡秀貴」なんて検索できません。

怖すぎる…。


日本人には

「ふすまな距離感」が存在していました。

今もあることを願っていますが。

仕切られているんだけど
聴こうと思ったら聞こえちゃう。
でも
聴かなくてもいいことは耳に入れず
聴いたとしても
それは心にしまっとくみたいな。

隣人愛

だと思うんですよ。隣人愛。

自分以外は他人ですから。
例え家族であろうと恋人であろうと。

他人同士が一点に交わることなんてあり得ない。

だからこそ
お互いを尊重しあって
気遣いあって
支えあって
生きていくわけです。

某は
自分自身に何の興味もありません。
(web恐怖は自身への関心事ではなく
 某の周りの人々へ与える影響を考えての事です)

よく知っていますし
何を考えているのかもわかっています。

分かり切っていることに
興味なんてない。
更には期待すらしていません。

今の子どもたちに足りないと大合唱されている

「自己肯定感」や「自尊心」なんてものは
某にはありません。

ないから「傷つかない」。


最近。そこんところがよくわかって来たというか。

セミナーの受講者でもあり
心友でもあり
仲間でもある

S氏が
自身の授業の中でこのくだりに関して
自身の過去を振り返りながらお話ししてました。

某が考えていることと
バシッと一致したというか。

やっぱそうだよな。という感じですかね。


自分に自信がないから
自分を肯定できないから

生きづらく
そして傷つきやすい。



そうこぼす人々が目の前に沢山来ます。

今週も42組の家族と面談しました。
大体傷ついてます。
苦しんでいるわけです。

でも

「自己肯定感」や「自尊心」が
低いからそうなっているとは思えないんです。

逆。

高いからこそ「傷つきやすい」んだと思うのです。

否定とか疑問とかじゃねくて

自己肯定感が高くて
自尊心も強いからこそ

その自分を「評価」されると
自分の値と他人が下す値との

「ギャップ」でワサワサするんだろうなって。

某は
自分がどうこう言われても別にどうでもいいです。
更に
自分が自分に突っ込んでいる言葉の方がどきついんで。

でも
某の大切な人々が傷つけられるのは
すこぶる腹が立ちますし
許せないのかもしれません。

衝動的になる時は
決まってそういう時かなと。


そこが
素地的に一致している人間と
一緒に仕事がしたいんだと思うんですね。

うちのスタッフを
客観的に分析してみると

ああ。こっちの人だな。って思えるというか。


それでも
人の心は移り変わる。

ちゃんと受け入れられる
自分がいます。

43年かかりましたけど。

人様以上に
散々目の当たりにしてきましたし
ボコボコにされてきましたから。


それでも
こっち側にいたい。


一時の衝動的感情で
全てを壊したり
全てを捨てたりするのは馬鹿げていると思うからです。

移り変わりは仕方がありませんが
変わった後。
ちゃんと責任をとらねばなりません。

誰かのせいにするとか
環境のせいにするとか

はたまた「心」のせいにするとか。

都合よく
「心の問題」をテーブルに上げてほしくないなって思います。



ただ。自分が大切で 自分が中心だから
そういう判断をするだけだって思うのです。

難しくないんです。人の心=人の脳みその機能は。


いいんです。
自分で選んだ自分の人生の道なんだから。

それに対して
他人は口出しできないものです。

しかしです。
だったら

「幸せに生きている」

と言える責任は果たしてほしい。




絶対にありえない人間社会=隣人愛にあふれた社会
を作ってきたつもりです。

小さな学園ではありますが
小さなグループではありますが

精一杯人生を賭してきたつもりです。

そこで出会った生徒たちが

3月5日。巣立ちます。

某は自信をもって
彼らの背中を見送るつもりです。

大変なことはそりゃ待ち受けているかもしれませんが

「幸せってなんだっけ?」から

「これが私の生きる道」って覚悟育てた

最愛なる仲間たちの旅立ちを
万感の思いをもって立ち会うつもりです。

今年の卒業式は
某にとっても一つの区切りになります。

卒業式を終えた翌日に
自分の身の振り方もはっきりさせようと思っています。


人の幸せをつくる生き方を変えないために。



★★今日のつぶやき★★

もう。本当に感謝しかありません。

サムガク寮新設に向けて
沢山の方々のご寄付が寄せられています。

基本
「寄付の向こう側には涙が存在する」
といわれています。

苦しみや悲しみから流れる涙を拭うために
人々は寄付という行動に駆り立てられるのだと。

しかしです。
今回の我々のプロジェクトには「涙」はありません。

だから
寄付はなかなか集まらないのではないか…。
正直そう思っていました。

でも
サムガクを応援下さるみなさまは
そんな定石もぶち壊してくださる。

今回の寄付プロジェクトは
日本の寄付文化を根底から覆す

まさに希望となるはずです。


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これからも情報拡散のほど
宜しくお願いいたします。

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