プロフィール
長岡 秀貴
長岡 秀貴
NPO法人 侍学園 スクオーラ・今人 理事長。
侍学園(通称サムガク)とは、長野県上田市にある若者の自立を支援している日本一小さな学校。
若年者の自立と就労を支援する民間の教育施設として、生活改善やコミュニケーション能力の醸成等を通して、社会での生き辛さに悩む若者が自分らしく充実した人生を送れるように後押ししている。
http://www.samugaku.com/
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受け継ぐもの

2022年01月04日

 長岡 秀貴 at 12:55 | Comments(0)

本年もよろしくお願いいたします。

皆様の新年が
幸せで溢れますよう
ご祈念申しあげます。

不肖ナガオカです

★★★


48年間という人生を振り返ると
人の一生の儚さを
なんとなく実感し始めるものである。

記憶にある人生をもう一度経験すれば
間違いなくそこには「畢り」があることは
大概想像出来るからである。

それでも人は
今日が人生で一番若い日であることに
しがみつく訳だから
まだその日は遠い未来であると想起することで
「畢り」の恐怖を希薄化し
目覚めることへの日常に安堵する。

しかし
生命体である以上
誰もがその日を迎えることに
抗うことなどできない。

自分自身で
何度も死の淵を経験し
更に
自らの無能さによって
助けることのできなかった人々との
死別を
平均以上に経験している小生は
それなりに
「生きるとは何か」「死とはなんなのか」
を理解してきたつもりでいた。

その絶望に近い感情を経験しながらも
それを乗り越える「生きる」を見つけてこれたからだと
思っている。

12月27日
親父が突然他界した。

ここ数年。
何度も手術と入退院を繰り返していたが
それこそ
死の淵から何度も復活を遂げてきた父である。

病院が嫌いで
すぐに退院手続きを取りたがる
我儘親父であったので
母親は本当に大変だったし
とにかく
エネルギーに満ち溢れていたので
この親父は100までは生きるているんだろうなと
勝手に想像していた。
その親父が

体中にもうがん細胞は見当たらないと
検査で言われた7日後に
本当にあっけなく逝ってしまった。

「夜爪を切ると親の死に目に遭えない」
なんていう迷信を履行し
決して夜に爪を切ることはなかった。

なのに
小生は親父の最期を見届けられなかった。
最期の日の前日。
お袋とは話したが
居間で寝ていた親父には声を掛けずに帰ってしまった。
当日も
なんとなく気になって
実家には出向いたのだけれど
親父の姿が見当たらず
そのまま帰ってしまった。

幼少期から
三人兄姉の末っ子だった小生を
親父は溺愛してくれた。
兄や姉には本当に厳しい親父だったが
小生には甘い親父だった。
だから
小生も親父が大好きだったし
大人として尊敬もしていた。

しかし
ここ数年。
何故か親父の言動に腹が立ち
面倒臭くなって
遠ざけていた感がある。
本当に親に対する反抗期がなかった小生なので
遅すぎる「反抗期」であり恥ずべき感情である。

そんな態度に気付いていたのか
気付いていなかったのか
今となっては尋ねることも出来なくなってしまったが
小生自身は
途轍もない後悔を背負うことになった。

親との死別が
これ程にも苦しいもので
人間にとっての「不安」を隆起させるものであるとは
想像も出来なかった。

そしてなんとなくだが
親父から渡されたものがなんなのかを
実感し始めている。
それが更に想像を超える悲しみと
虚無感を連れてくる。

そして
心の中に産まれてくるものは
親の死を以て
人は自らの「人生の尺」を実感するということである。

命は受け継がれていくもの。

生まれてくること
そして
死んでいくことに
理由などない。

大切な何かを受け継いでいくために
人間は生まれ
そして
大切何かを渡した時にその天命を
「畢えて」いくのだと今は思える。

祝い事ではなく
葬儀に出向くと
その家とその人の全てが分かる

誰もが経験する「畢り」に
人の人生の答えがあるという教えだった様な気がする。

年の瀬
吹雪舞う日に
長蛇の弔問ご参列をみるとき

小生が受け継ぐものが
なんなのかを知った気がした。

親父が生前お世話になった皆様。
そして通夜式葬儀式とご参列頂いた皆様。
遠方より御供物を頂いた皆様。
家族を代表し厚く御礼申し上げます。
本当にお世話になりました。

そして
残された小生はじめ
家族一同
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

2022年 1月4日





★★★★★★★★★★★★★★

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###############





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